つなぎがクルマの日常点検を説明するのです! パート2

エンジンルームのチェック、簡単でしょ!
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次いってみよー!

 

冷却水

冷却水はラジエターのキャップを開けるのではなく、ラジエターリザーバタンクの冷却水の量を見てチェックしますよ。冷却水の量が減るとエンジンがオーバーヒートを起こして、最悪の場合エンジン交換が必要ですので、こまめにチェックしましょう。また、エンジンが動いているときや停止直後にラジエターキャップを開けると、高温の冷却水が吹き出してやけどをするので、絶対に開けたらだめなのです!

エンジン・オイル

エンジン・オイルの量が規定の範囲にあるかを、平らな場所でエンジンを止めた状態で確認します。
エンジンの横に出ているオイルレベルゲージを抜き取ります。黄色いツマミを探して、引っ張ってみましょう。平べったい金属の棒(レベルゲージ)が出てきます。レベルゲージにHとLの刻印があるはずです。もしH(Hot)とC(Cold)と書いてあったら、それは違うゲージなので、そっと戻しましょう。

レベルゲージを抜き取ったら、汚れてもいい布やウエスでオイルを軽く拭き取り、もとの穴にもう一回差し込みます。もう一度抜き取って、オイルが付いているところがゲージのH(High=上限)とL(Low=下限)の間にあればOK!オイルの色が真っ黒だったらオイル交換しましょう。確認したら、もとの穴に差し込んで、終わりっ。

STEP2 タイヤを見てみよう!

今度はタイヤを見てみましょう。タイヤの側面に傷やひび割れがあったら、そのタイヤはもう寿命です。新しいタイヤに交換しましょう。そのまま使い続けると、パンクやバーストの原因になるので危険です。

タイヤゲージ

また、タイヤの空気圧は、タイヤゲージという工具で測るか、なければ地面についているタイヤの側面のふくらみを見て、メタボ腹みたいにボテっとしてたら減っていると判断できます。もしそんな状態なら、ガソリンスタンドや整備工場でチェックしてもらいましょう。タイヤの空気圧は低くても高くてもだめ。指定されている空気圧にしておきましょう。空気圧を高めにすると燃費がよくなるって昔の人は言うかもしれないけど、あれウソよ。

完全にアウト

次にタイヤの溝の量を見て、釘や石などが刺さってないかを点検してね。溝の深さが1.6mm以下になってたら、そのタイヤはもう死んでるわ。交換しましょう。
タイヤは安全のカナメ。摩耗タイヤはブレーキをかけてから止まるまでの距離が長くなったりスリップしたりしてとても危険です。

また、タイヤのチェックはクルマをリフトで上げて下から見ないと見落としがあるので、走行中に何か踏んだ後や長距離ドライブの前などは、整備工場でチェックしてもらうのがいいですよ。

ついでに、クルマをぐるっとまわって、ライトのレンズが割れていないかもチェックしておきましょう。
ライトをつけて、電球が切れてないかも見ておきましょう。特に後ろの赤いライト!

STEP3 運転席からチェック!

仕上げは、運転席に座って、ウォッシャ液やワイパーの作動状態、ブレーキペダルの踏みしろや、パーキングブレーキレバーの引きしろ(カチカチって音がするよ)に違和感がないかもチェックしておきましょう。

これで日常点検はおしまい。オツカレッ!

ほとんど目で見て確認するだけなので、とっても簡単だったでしょ?
たまには日常点検して、安全・安心なカーライフを送ってね!

 

 

最後に動画を2つ紹介します。
日常点検を動画でわかりやすく説明する「日常点検を実施しよう」

日常点検でなぜか、というかいつもの大惨事になる「バカップル 車の点検整備」(あのPeeping Lifeと自動車点検整備推進運動のコラボ!)