整備業界全体で二酸化炭素排出量-5%を目指して取り組んでいます

京都府の二酸化炭素(CO2)の排出量は約1,333万トンです。そのうち28%にあたる370万トンを運輸部門が排出しています。その一端を担う自動車の整備事業者も、CO2削減に向けての取組みが求められています。
そこで、整備業界全体で平成19年度比CO2排出量を5%削減することを目標に掲げ、様々な省エネルギー対策に取り組んでいます。
例えば、整備業界全体9万事業所で圧縮エアの漏れをなくすと、年間1万8千トンのCO2を削減でき、業界排出量の1%に相当する量の削減ができるのです。


圧縮エア漏れを無くします 洗車時の節水を実行します
温水洗車機の灯油の使用量を削減します 照明の電力を削減します 省エネ機器を使用します


日整連の環境家計簿を活用している整備事業場による抽出調査の結果、平成24年度におけるCO2総排出量は基準年度の平成19年度に対して6.5%削減し、目標を達成しました。

今後も、自動車整備業界におけるCO2削減の取組みについては、次のとおり継続して推進していきます。

・整備事業者によるCO2削減量算定システム(環境家計簿)の利用促進
・「CO2削減のための実践マニュアル」の利用促進
・「CO2削減の取組み事例集」を活用しての推進
・CO2削減のための整備事業場のエネルギー消費実態調査の継続実施
自動車整備工場の環境保全への取組み

循環型社会の形成に向けて、使用済み自動車の適正処理等が緊急の課題となっている中、自動車関連業界は、カーエアコン用のフロンの適正処理、マニフェストの確実な交付等に加え、自動車リサイクル部品等の使用促進について積極的な対応が求められています。

そこで、当会でも自動車整備業界の環境対策への取り組みを一層活性化し、環境志向型事業活動の促進を支援するため、近畿運輸局の「環境保全優良自動車関連事業場等表彰制度」をもとに、環境対策に積極的に取り組む整備事業場の指導育成に務めています。
また、当会独自の環境保全への取組み、「エコガレージ京都」活動を推進しています。

フロンガス回収
環境に影響を与えないように使用済み自動車からフロン類(エアコンガス)を回収
分別
廃棄物の分別も徹底しています。
環境保全優良自動車関連事業場について


近畿運輸局では環境対策への取り組みが積極的であり、環境対策について他の事業者の模範となっていると認められる事業者を環境保全優良自動車関連事業場として表彰しています
環境保全優良自動車関連事業場は、次の各事項(詳細には29項目)についての基準を満たす事業場です。

  1. 産業廃棄物等は、マニフェスト制度に基づき廃棄物処理業者と契約し、適正に処理しています。
  2. 使用済み自動車等は、電子マニフェストで適正に処理しています。
  3. 環境家計簿等を活用し、二酸化炭素の排出量を把握し、排出量の削減に繋がる取組みを実施しています。
  4. 府の関連条例、関係法令に基づく措置を適正に行なうなど、環境保全に努めています。
  5. リサイクル部品の活用について自動車ユーザー(顧客)への説明、情報提供に積極的に取組み、その使用状況を把握しています。



近畿運輸局 環境保全優良自動車関連事業場等表彰
局長・支局長表彰事業場はこちら



リサイクル部品について

自動車の修理にリサイクル部品を使うことで、廃棄物を削減し、新品部品を使用する場合に比べて大幅なCO2削減に貢献することができます。
リサイクル部品には、点検・清掃・美化を施されたリユースパーツと、劣化した部品を新品と交換し再組立されたリビルドパーツがあります。リサイクル部品は品質・保証基準の共通化が図られ安心して利用できます。

リサイクル部品とは
環境保全優良事業場支局長・局長表彰申請書

環境保全優良事業所申請用紙

{{cabinetFile.CabinetFile.filename}} >  環境保全優良事業所申請用紙
名前 更新日
申請書(様式4).doc 745
Microsoft Word形式
2017/06/26
申請書(様式4).pdf 732
PDF形式
2017/06/26
申請書(様式5).doc 658
Microsoft Word形式
2017/06/26
申請書(様式5).pdf 712
PDF形式
2017/06/26