パブリックコメントの募集について(お知らせ)

現在、大型車を扱う指定工場においては最低でも合計5人の工員が必要ですが、近年、整備作業の省力化に資する設備や機器の導入などが進み、作業環境が変化し業務効率化が図られていることを踏まえ、労働安全の確保や整備品質の確保に支障を来すことが無いよう十分に配慮しつつ、工員数要件など指定自動車整備事業の指定に係る基準等の見直しを行うことが検討されています。

これについてパブリックコメントが募集されていますのでお知らせいたします。


<e-Gov(イーガブ)>パブリックコメント:意見募集案件
【案件番号:155250920】行政手続法に基づく手続
「自動車整備事業の取扱い及び指導要領について(依命通達)」の改正案に関する意見募集について

募集期間:令和7年5月23日(金)~令和7年6月22日(日)(必着)

 

改正概要

優良自動車整備事業者の認定及び指定自動車整備事業の指定に係る工員数要件の変更

(1)大型車を扱う場合に保有する工員の数を次に掲げる条件を満たす場合に限り4人以上へと変更する。

  • 省力化機器を保有し、合理的な管理体制が適切に確保されていること
  • 工員の処遇が適切に確保されている又は工員の質が確保されていること

(2)省力化機器を以下のとおり定める。

  • 電動クレーン
  • トランスミッション・ジャッキ等(トランスミッション・ジャッキ、プロペラシャフト・ジャッキ、トランスミッション・リフト等)
  • ホイールドーリー
  • 増力装置付きシグナル式トルクレンチ又はトルク設定型インパクトレンチ

(3)公布・施行は令和7年7月予定