平成30年度のホイール・ボルト折損等による大型車の車輪脱落事故発生件数は81件(うち人身事故3件)と3年連続で増加し、ピークとなった平成16年度の87件に迫る厳しい状況となっています。
事故が発生した車両の傾向として、左後輪に脱輪が集中していることに加え、ホイール・ボルトやホイールの錆の除去が不十分のままタイヤ交換されているおそれがあることが確認されました。
タイヤ交換作業の際は、ホイール・ボルト、ナット、ディスクホイールの錆の点検・清掃を行い、錆が著しいディスクホイール、スムーズに回らないボルト、ナットは交換が必要になります。
ホイールに適合したボルト及びナットの使用はもちろん、
ホイール・ナットの締め過ぎに注意のうえ規定トルクでの確実な締付け、タイヤ交換後50~100km走行後の増締めの実施、運行前点検での確認の実施をよろしくお願い致します。
国土交通省ウェブサイト
報道発表資料